なにか作って食べたいけど、時間もないし、めんどくさい。そんな忙しい毎日を頑張るレディへ、永久保存版の楽ちんレシピをお届けします。
前回の一品…グリーンアスパラガスとパルミジャーノの春巻き
〜本日の先生〜
鹿児島県出身。皮革製品のリペア職人。「築60年の団地でのんびり暮らしています。自宅に友人知人を招き、ちゃぶ台を囲んでごはん会をするのが休日の楽しみ。なんでも美味しいと食べてくれる人たちの笑顔が、何よりの好物です！」。
〜本日の一品〜
『味噌とお出汁のほっこり茶ぶし』
いよいよ本格的に寒くなってきた今日この頃。身体が冷えているだけでなく、疲れているし、なんとなく元気もないし、温かいものが飲みたい。でも本格的にスープやお味噌汁を作る気力もない…。そんなあなたに、鹿児島の伝統的なエナジードリンク “茶ぶし” をご紹介します！
〜材料とつくりかた〜
・味噌…大さじ1
・かつお節…ひとつかみ or 削り節パック1袋
・熱いお茶…200cc
①器に味噌を入れる。
②味噌が隠れるくらい、かつお節を入れる。
③熱い緑茶を注ぐ。
④よく混ぜる。
＜ひと口ごはんメモ1＞ 15年前に購入した無水鍋（上）と、祖母から受け継いだ60年以上前の無水鍋（下）。2つセットで、子へ、そして孫へ引き継いでいくことが私の夢です。
＜ひと口ごはんメモ2＞ 定年退職後に竹細工を始めた父が作ってくれた、ざる、お弁当箱、水切りかご。いつでも修理してもらえて永く使い続けられる安心感。使うたび、いい感じに育ってきています。
完成！
「体調が優れない時や食欲がない時に、よく母が用意してくれていたのが茶ぶしでした。柚子やすだちの皮を刻んで入れたり、仕上げに果汁をキュッと絞ったり。生姜やねぎ、大葉や茗荷などの薬味を入れても美味しいです。タンパク質を摂りたい方には、卵を割り入れてかき混ぜる食べ方がおすすめ。ごはんに掛けてお茶漬け風にするのも美味しいですよ！」。
日本ならではの食材で作る、五臓六腑に染み渡ること間違いなしの一杯。
史先生、ありがとうございました！
次回レシピを教えてくれるのは、小野しのぶさんです！お楽しみに。
