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小さな間取りに偶然の出合いをちりばめて|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.9 バッグデザイナー・生嶋時彦さん

小さな間取りに偶然の出合いをちりばめて|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.9 バッグデザイナー・生嶋時彦さん

独創的な活動を展開している人たちは自宅もオリジナルな魅力たっぷり。個々の感性が作る心地よいインテリアが素敵な暮らしを覗いてみました。


小さな間取りに偶然の出合いをちりばめて

生嶋時彦
バッグデザイナー

「以前は吹き抜けのある開放的なマンションでしたが、ダウンサイジングしたいと思い、よりこぢんまりとした穴ぐらのような場所に引っ越しました」と生嶋時彦さん。

居を構えたのは閑静な住宅街にある、築30年を超える低層マンション。だが、室内は壁の一部がコンクリート打ちっぱなしのモダンな佇まいで、古さはちっとも感じさせない。

「寝室の間取りがちょっと斜めになっていたり、リビングの床がコルクだったり。ところどころ不思議な作りをしているのが面白いんですよ」

約45平米という“理想的な狭さ”の家には、木や鉄など素材の質感がしっかり伝わる家具を中心に配置し、廊下に丸いランプを、家具の上に小さな照明を入れて、温かみのある心地よい空間に。そして、程よいアクセントになっているのが、壁に飾られたアート。

「実はこれ、イタリアやフランスで見つけた美術館のポスターやフリーペーパーの切り抜きなんです。有名な芸術家の絵よりも、こういう作為のないものに惹かれますね。絵だけよりも、文字が入っている方がよくて、気に入ったら大事に持ち帰って額装します。中身よりもフレームの方が高いと笑われますが」

誰かの評価ではなく、自分がいいと思ったものを大事にして、慈しむ。その心がまっすぐに伝わる住まいだ。

生嶋時彦 いくしま・ときひこ

バッグブランド〈ボエム〉、ショップ「ボエム プリュス ボーデッサン」を主宰。

Photo: Yuka Uesawa   Text: Mariko Uramoto

GINZA本誌バナー 202203

GINZA2022年3月号掲載

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