沢村貞子さんは日本女性のお手本…あなたにとって“レディ”とは?vol.3

沢村貞子さんは日本女性のお手本…あなたにとって“レディ”とは?vol.3

上品、チャーミング、ヘルシー。レディであるための条件は一言で表せるものではないし、きっと正解もない。 GINZAの身近な女性たちの綴る言葉を見てみると、その輪郭が少しずつ、でも確かに、見えてくる。

平松洋子(エッセイスト)にとってのレディ

沢村貞子
女優、エッセイスト

「レディという言葉には、憧れと敬意が詰まっている。私にとってのレディを挙げるなら女優、沢村貞子さん。350本以上の映画に出演、日本映画にとって大切な存在であり続け、生まれ育った浅草の暮らしや自身の人生をめぐる名随筆を多く遺された。その仕事、明治生まれの筋の通った生き方、ちゃきっとキレのいい着物姿、潔い佇まい、すべて唯一無二。レディと呼ぶにふさわしい日本女性のお手本である。

拙著『野蛮な読書』で沢村さんの日記文学について書かせていただいたご縁で、じつは生前お召しになっていた着物が一枚、沢村さんと縁の深い方から私に託された経緯がある。ありがたく、畏れ多く、もったいなさすぎて大事に眺めるばかり、まだ袖を通せないでいる」


さわむら・さだこ=1908年生まれ。日本女子大学在学中に新築地劇団に入団。その後日活に入社、映画女優となり、東宝を経て、戦後はフリーに。著作に『貝のうた』『私の浅草』など。87歳没。

文= ひらまつ・ようこ=食に関する著書を多数発表。本誌では「小さな料理 大きな味」を連載中。主な著作に『日本のすごい味 おいしさは進化する』『味なメニュー』。近著に『そばですよ 立ちそばの世界』。

Artwork: Yosuke Kobashi

GINZA2019年1月号掲載

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