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【番外編】ロンドンからひとっ飛び! “ドナウの真珠”ブダペストへ エディター天野志穂のLONDON 11

【番外編】ロンドンからひとっ飛び! “ドナウの真珠”ブダペストへ エディター天野志穂のLONDON 11

こんにちは。エディターの天野です。ロンドンに住んでいることの最大のメリットは、ヨーロッパの都市へ気軽に行けること。という訳で、ずっと行ってみたいと思っていた東欧の町、ハンガリーのブダペストへプチトリップしてきました。今回は、友達が行くなら絶対おすすめしたい私的お気に入りスポットをご紹介します。


セーチェニ温泉 / Szechenyi gyogyfurdo

この旅のいちばんの目的はなんといっても温泉&スパ。
市民公園の一角にあるセーチェニ温泉は屋外プールがあり、優雅な雰囲気。イエローの建物とプールのコントラストが美しく、温泉プールに浸かりながらチェスを楽しむおじさんたちの姿も有名。水温は長く入っていてものぼせない38度くらいで、日本の温泉と比べると、どちらかといえば温水プールリゾートといった印象。決してお湯の効果でお肌がツルツルになるとかいうことはありません、あしからず。

 

ゲッレールト温泉 / Gellert gyogyfurdo

1918年にオープンしたゲッレールト温泉は、Gucciのアイウェアのキャンペーン映像にも使われたところ。ホテルも併設していて温泉の入り口も重厚感たっぷり。

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ステンドグラスのアーチ天井が美しいロビー。チケットを買っていざ温泉へ。

 

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アール・ヌーボー調のタイル細工や柱のディテールの温泉はまるで異世界。こちらも水温はそれほど高くないので、ゆっくりと浸かっていられます。予約すればスパトリートメントも受けられ、至福のひととき。ちなみに、どちらの温泉も混浴のため水着はマスト。ビーチサンダルも持っていったほうが絶対に便利!(持って行かなかったことを後悔。。。)

 

★中央市場 / Nagycsarnok

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陶磁器工房ジョルナイの瓦で飾られたカラフルな屋根が目印。

 

 どこの町へ行っても必ず訪れるようにしているのが、その町の人たちが日常通うマーケット。旬のものや特産物を知ることもできるし、ローカルフードを手軽に食べることもでき、さらにお土産も買えるなんてツーリストにはもってこい。

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1階は八百屋や肉屋など生鮮食品系を中心に、ドライフルーツや土産用のスパイスショップなど。地元の人で賑わうレトロなカフェもいい感じ。

 

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2階はローカルフードの店とお土産物ショップがずらり。

 

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いろいろ目移りしながらも、結局ストリートフードのひとつ“ラーンゴシュ”にトライ。平たいニンニク風味の揚げパンで、トッピングはいろいろオーダーできるんだけど、私はシンプルにサワークリームとチーズを。素朴だけど美味しくて、わりとペロリと食べちゃえました。

 

シンプラケルト / Szimplakert

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路地の一角にあるこの建物の中へ一歩足を踏み入れると、そこは、、、

 

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なんとバー!
通称、廃墟バーと呼ばれるこちら、ボロボロの建物&デコラな飾り付けに目が釘付け。

 

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2階や中庭もあって夕方からは大盛り上がり。こんなに陽気で気持ちよくビールを飲める場所、私的トリップにはとっても大事。また行きたいなぁ。

 

と、欲望に任せたスポットしかご紹介してませんが、“ドナウの真珠”と謳われる町だけあって、歴史的建造物も景色も本当に美しい。特に、ブダ(ブダペストはドナウ川を挟んで、ブダとペストに分かれているんです!)にある漁夫の砦から望むドナウ川と国会議事堂の夕景にはうっとり。あとは、モザイクタイルや幾何学模様が大好物の私にとってマーチャーシュ教会は何時間でもいられると思ったし、食いしん坊なのでフォアグラとワインもたまらんし・・・と、ここでおすすめを全部伝えきれないのが惜しいほど魅力的なブダペスト。これだから異国への旅はやめられない。

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■ 過去の記事はこちら ■

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天野志穂

Shiho Amano
エディター&ライター。出版社の雑誌編集者だった2013年、ロンドンに住むチャンスに恵まれ、二つ返事で渡英。以降、フリーランスとして活動中。早朝発だろうが荷物にチャージがかかろうが、それでもLCCってありがたい! さて、
次はどこへ行こうかしら? 想像するだけでも楽しいわぁ

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