私と部屋 vol.61 心地よさ＆こだわりが共存するデザイナーズ。暮らしのアイデア術も公開！ ー 塔筋 汐里さん

建築家3名の方にプレゼンテーションをしていただき、夫のアイデアを実現してくれる＆新しい建築的アイデアを出してくれる方にお願いしました。全体を北欧テイストにしたり、出来る限り物を出しっぱなしにしないように収納を多数設けるなど、納得のいく家に仕上がりました。

シェルフは〈Vitra〉のKast。前の家を建てた際にhhstyleで思い切って購入し、今の家もこのキャストありきで間取りを考えました。ちょうど〈無印良品〉の引き出しがピッタリ3列収まるので、子供の着替えや文房具などを入れるのに重宝しています。

かわいいトーフ親子。夫が高校時代に初めて出会って以来、常に家のどこかに置かれてきました。受け継がれて、今は子供たちのおもちゃになっています。

夫いわく、ゴールドがインテリアの世界ではトレンドだそうです。トム・ディクソンの照明をダイニングや吹き抜けに使うなど、家の所々にゴールドを差し込んでいます。

吹き抜けに続く階段。天井まで続くカーテンと、そこに注がれる日の光が心地よくてお気に入りです。

都心で30畳のリビング！とはいかず・・・。少しでも広く見せられるように、ガラスを多用しドアノブも無くしました。2Fからよく子供たちが手を振ってくれます。

冷蔵庫はパントリーに収めました。キッチンには棚を作り、季節を感じるものを中心に飾っています。

家事動線効率化の為にキッチンに洗濯機を置きたかったので、洗濯物シュートを作りました。上の階にある脱衣所から落とせるようにしています。知人宅から学んだアイデアですごく楽です。

前の家が白いプラスチックの床で、冷えやすいだけでなく、髪の毛など目立ってお手入れも大変だったので、アドヴァンのビニール織物のものにしました。快適でおすすめです。扉の開いた部分から、洗濯物を下の階に落とせるようにしています。

クローゼットを大きく取った廊下。限られた土地で部屋、収納全てを多く、広くと突き詰めた結果です。ファッション業界で働く夫の洋服が多いのですが十分収まり、建築家の方のアイデアに大感謝です。

帰宅したらまずはここでバッグ、シューズ、アウターなど外出用のものを置いてからリビングに入るようにしています。引き出しは〈無印良品〉、〈ニトリ〉で揃えました。全てラベリングして子供に収納を促していますが、なかなか上手くいきません（笑）。

寝室のベッドリネンは〈HAY〉。〈Vitra〉のテーブルは、ハンス・ベルマンによるColonial Table。リモートワークを機に数年ぶりに引っ張り出してきました。椅子は夫が上海出張で貰ってきた折り畳み式ペーパースツール。ちょっと固い。こだわりの夫よ、早く快適な椅子を見つけておくれ。