おしゃれのプロ=スタイリストが注目する私服が素敵な女性。さりげない中に個性が光る人、最新モードをまとう強者など、推薦の弁と本人コメントには自分らしい装いのヒントが。スタイリストがラブコールを送るファッショニスタ8名を連載で紹介。#この人、ほんとにおしゃれなんです!
デザイナー/三上純:モード感を程よいバランスでカジュアルダウン|この人、ほんとにおしゃれなんです!vol.3
ラブコールを送る人
木村舞子
スタイリスト
「モード感をカジュアルダウン。
そのさじ加減がちょうどいい」
「公私共に交流がある三上純さん。一見サラッとしているのだけど、デザインやディテールが効いた服をセレクト、モード感を程よいバランスでカジュアルダウンさせるのが上手だなと思っています。オーセンティックなブランドから、自分らしいアイテムを選択する審美眼も素晴らしい。スニーカーのチョイスも好きです。ロマンティックさとラフさの絶妙なさじ加減は、純さんが作る洋服にもリンクしていますよね」
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三上 純
〈JUN MIKAMI〉デザイナー
「服は、長く着られるかというより、ずっと好きでいられるかで選びます。基本的にベーシックなもの、オーセンティックなもの。メンズを大きめに着たり、紳士服の生地でパンツをあつらえることもあります。古着も外せなくてOZ ヴィンテージはよくチェックします。バッグなどの小物は、ネットオークションで過去の名品を探すことも。着こなしは、常にパンツの太さと靴のバランスにこだわり、スニーカーは大きめのサイズで足元にボリュームを持たせています。最近は、ワントーンコーデが気になっていますね」
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三上 純
文化服装学院を経て、大塚テキスタイルデザインを修了。アパレルメーカーでデザイナーを務めた後、独立。2012年春夏より〈ジュン ミカミ〉をスタート。
Photo: Kiyoe Ozawa Text&Edit: Naoko Sasaki