ハンサムなジャケットといえば、都会の女のユニフォームと相場が決まっている。あらゆる都市機能のるつぼ、銀座・数寄屋橋交差点に誕生したGinza Sony Parkを舞台に、力強い足取りで駆け抜ける、8つのジャケットスタイル。
銀座を駆けるジャケット

ピークドラペルのダブルジャケットに、ツータックパンツのセットアップ。ストライプシャツの襟元にはネクタイを。1966年、ムッシュ イヴ・サンローランが提唱した“ル・スモーキング”の精神が、最新のアティテュードをまとって現代に蘇る。ジャケット ¥517,000、パンツ ¥245,300、ネクタイ ¥44,000、シャツ ¥180,400、シューズ ¥253,000*共に参考価格(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ | サンローラン クライアントサービス)

切りっぱなしの縁取りでブランドロゴを描く、左胸のパッチワークがアイコニックなネイビージャケット。子どもが持つ無垢な感覚にフォーカスしたコレクションからピックアップした1枚は、どこかスクールジャケットのような佇まいを持ちながら、さまざまな境界線を軽やかに越えてくる存在感がある。ジャケット ¥605,000*予定価格(ミュウミュウ | ミュウミュウ クライアントサービス)

ジャケットはコンパクトな身頃に対して長くて大きな袖。パンツの左側だけに施されたドレープ。バランスを崩し、常識をぶち壊すことで生み出された新しい服には、着る者も見る者をも魅了するパワーがみなぎる。極端にトゥが長いレースアップシューズで、アートなフォルムも完璧。ジャケット ¥326,700、パンツ ¥899,800、シューズ*参考色 ¥168,300(以上ロエベ | ロエベ ジャパン クライアントサービス)

クチュールライクな仕立てが端正な表情を醸すジャケットに、ウォッシュド加工のタックジーンズ、胸元のラインがスポーティなニット。ウールモヘアのシングルジャケットは、相反するストリートなアイテムをさらりと合わせることで、さらにその魅力が増す不思議な力を宿す。ジャケット ¥445,500、ニットベスト ¥201,300、シャツ ¥262,900、ジーンズ ¥242,000(以上メゾン マルジェラ | マルジェラ ジャパン クライアントサービス)

カラーデニムの質感や、コンパクトなフォルムが懐かしくて新しいジャケットは、白いシャツの大きなカフをアクセントにしたスタイリングで。リブニットのペンシルスカートを合わせたら、スリークで美しいシルエットとアクティビティが叶う。ジャケット ¥283,800、シャツ ¥100,100、スカート ¥193,600(以上マックスマーラ | マックスマーラ ジャパン)

ドロップショルダーにきゅっと締まったウエスト。ボッテガ・ヴェネタらしい独特のフォルムの中には、まるでだまし絵のように襟にうさぎ!が隠れている。ボトムにはセンタープリーツのウールのパンツを合わせて、一見クールなのに遊び心たっぷりのデザインからエネルギーをもらおう。ジャケット ¥699,600、パンツ ¥190,300、イヤリング*参考商品、シューズ ¥330,000(以上ボッテガ・ヴェネタ | ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
Photo_Saki Omi (io) Styling_Tomoko Iijima Hair_Keiko Tada (mod’s hair) Make-up_Kie Kiyohara (Beauty Direction) Model_Valerie Text&Edit_Kayori Morita