👗FASHION

スタイリスト権藤千絵さんがいま欲しい東京ブランド9選

語り尽くしたい！個性際立つデザイン群

14 Apr 2025

得意なテイストが異なる若手スタイリスト4名に注目しているブランドとおすすめの店を教えてもらいました。それぞれのテーマに沿ってピックアップした今春ほしい新作をご紹介。#いま欲しい東京ブランド

権藤さんが気になるのは
語り尽くしたい個性際立つデザイン群

パンツがベストに様変わり

老舗デニムメーカーで経験を積んだ前村拓実が立ち上げたアップサイクルブランドから誕生。「古着のジーパンの名残りがあるベストは、袖を通さないと、一見何のアイテムかわからないのが面白い。胸元の花のアップリケまでデニムという徹底ぶり」（権藤／以下同）。ベスト ¥27,500（オーセンジャパン | ラフォエム）

造形美に動きが加わった

パリで服飾を学んだデザイナーによるドラマティックな指輪。「スワロフスキージルコニアをただ連ねているわけではなく、ランダムに並ばせたり、二つの石が融合したかのような意匠に惹かれました」。二粒リング ¥26,950、一粒リング ¥30,800（共にヨシコクリエイション | ピーアールワントーキョー）

旅好きに刺さるテキスタイル

古い北米の地図を用いたファブリックをオリジナルで作成。「『ここ行ったことある！』と、盛り上がりそうな柄。柔らかなパジャマシャツは、着心地も抜群」。シャツ ¥53,900（ジョンメイソンスミス/ジェーンスミス | ジョンメイソンスミスジェーンスミスストア）

絢爛な和洋折衷

ヨーロッパから仕入れたスパンコールを全面にびっしりと張り巡らせた。「実は左の裾に平安貴族の絵がプリントされているんです。大和絵によって英国発のトレンチコートが着物みたいな表情になるのが興味深い。和服を着たい欲が満たされます」。コート ¥363,000（カナコサカイ）

風になびくプリーツ

ひだが独立したユニークな形。「トレンドのミニ丈に手を出したいけれど、実際はくとなると気が引ける。でもこのくらいの肌見せであれば普段使いしやすいと思います。下にパンツを重ねたりレイヤードしたい。撥水加工による光沢も素敵」。リネンライクな生地は、シワになりにくい性質を持つ。スカート ¥41,800（ティーチ）

究極にミニマルなモチーフ

「モンゴルのシャーマンが身につけていた“未来を見通す鏡”をイメージしているそうで、神秘的な背景に心をつかまれました。繊細なチェーンは、2段階に長さを調整できるのも便利です」。丸いペンダントトップは、片面ずつマットと鏡面仕上げになっている。ネックレス ¥181,500（ボロロ | エスケーパーズアナザーワールド）