ストレスフリーな着こなしが定着して以来、スニーカーはGINZAガールの心を掴んで離さない必須のアイテム。個性を放つデザインや、定番の一足、みんなはどうスタイリングしてる？おしゃれに一家言を持つあの人に、お気に入りスニーカー3選とコーディネートを聞いてみました。前回は小澤さんのブラウン3選。
👗FASHION
スニーカー愛が止まらない！ Vol.108 小澤匡行
“細く、薄い”デザイン編
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小澤匡行
編集者／大学在学時にアメリカ留学を経験し、卒業後にライター業をスタート。『東京スニーカー史』(立東舎)や『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)などスニーカーを題材とした著書を刊行。
スニーカー選びの極意
「ボリュームのある厚底から一変、2023年頃からフラットソールがトレンドに浮上。つまりローテクの時代が再び訪れたということです。その走りとなったのが〈アディダス〉のSAMBA。僕自身も履く機会が増えましたね。ロンドンのストリートにいる若者みたいに、格好つけずに気怠く合わせるのが今っぽい」
再びよみがえる“細く、薄い”デザイン
上から順に
1.ADIDAS
「1980年代にリリースされたFRANKFURTの復刻は、シュッとしたつま先のフォルムがいい。青みの強いネイビーにシルバーのあしらいが上品なのも気に入っています。あえて面ファスナーというのも長く愛されている所以」
2.NIKE
「KILLSHOTの由来はスカッシュの技から。その名の通り、インドアスポーツ用のシューズから着想を得て作られています。白を基調にした配色やガムラバーソール、華奢なフォルムなど今のムードを象徴するような一足」
3.ADIDAS
「1と同じ〈アディダス〉でも、また違う良さがあるLONDON。2024年2月に発売されたネイビー×ブラックの配色は、ガムソールとのミックスがカッコいい。上質な服や小物と合わせたいですね」
Text&Edit_ Aya Sasaki
