2024年のニュースなお店とマストトライな一品を、食通のフードライター・小石原はるかさんにヒアリング!#東京の今が見えてくる、HOTなスポット大集合
もちもち唐揚げで知る里芋のポテンシャル。学芸大学「干支屋」
フードライターズが選ぶ東京のHOTなスポットvol.6
里芋まんじゅう唐揚げ/干支屋
7月に開店した居酒屋の名物は、見た目は質素な里芋まんじゅう唐揚げ(1個 ¥253)。「食欲をそそる料理名が縦書きでびっしりと並ぶ、老眼泣かせのお品書きに心をつかまれるお店。こちらは2日がかりの逸品です」(小石原)。皮をむいた里芋を出汁、薄口醤油、みりんで炊いて一晩寝かせ、翌日温め直してマッシュ。カラッと揚げた内側はホクホク&もちもち。メニューは店主自らの筆書で、およそ10日に1回新作を書き加えている(!)。
Photo_Yuki Sonoyama Text&Edit_Motoko Kuroki