新感覚のフレンチ、豪州料理、点心など。気鋭のシェフが手掛ける個性的な店が増え、食トレンドの発信地になっている。美味しいもの天国のこの街を深掘り!短期連載#フーディたちは幡ケ谷に集う
🍴FOOD
軽やかな味わいが心地よいカフェビストロ。フーディーの街・幡ヶ谷「Cyōdo」
「Cyōdo」
軽やかな味わいが心地よいカフェビストロ
昔ながらの店も点在する六号坂通り商店街でモーニングからディナーまで賑わう。朝〜夕方まではクロックムッシュやパフェを。ディナー帯はサラダリヨネーズ、ウフマヨといったビストロの定番が彩る。店主の山口萌菜さんは、幼少の頃から欧州の食文化に触れる機会が多く、シンプルな味付けで食材を活かすクラシックなレシピに魅せられてきた。宮崎県で丹念に育てられた都萬牛のステックフリットはまさに、それ。「最後の一口まで美味しくいただけるステーキを作りたくて、赤身の黒毛和牛を選んでいます」。希少部位が多く、この日はサシが少なく柔らかいウデが登場。ミディアムレアでしっとりと焼き上げ、味付けは塩のみ。こんもりと盛られたフレンチフライも魅惑的だ。
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Photo_Kazuharu Igarashi, Kenya Abe, Kanta Torihata Store Selection&Text_Kei Sasaki Text_Mako Matsuoka