京都というと、香辛料が控えめの“京中華”が有名だが、それだけにあらず。オリジナルから、パンチのある“シビ辛”四川まで、今の京中華を映すバラエティ豊かな6皿を。#あの一皿をめがけて、京都の中華!
🍴FOOD
京都で食べたい中華の一皿:「菜格」のイカと胡瓜の山椒オイル和え

「透明感があって爽やかで、美しい。店主のこだわりが細部に詰まっている逸品」 (本田千尋)
店主は、東京の四川料理店「龍の子」「麻布長江」などで研鑽を積んだ大久保政英さん。口永良部島で漁業や農業を経験した後、2013年にこの地に「菜格(さいかく)」を構え、ひとりで営む。料理は、四川をベースに、洗練された繊細な仕立てで、イカと胡瓜の山椒オイル和えは、ここらしい一皿。四川の青山椒、藤椒と、日本の山椒のオイルを合わせて具材と和えていて、シビれよりも清涼感が際立つ味わいだ。
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中国料理 菜格
住所_京都府京都市中京区二条通堺町西入観音町76
Tel_075-744-0435
営業時間_18:00〜21:00LO
休業日_日、不定休
Photo_Noriko Yoshimura Text_Yuko Saito
