🍴FOOD

京都「寿しさか井」名代鯖ずしは、ふわっとした寿司飯が絶妙

和な京都を味わい尽くす vol.7

26 Dec 2025

京都の和食というと、懐石料理店や高級割烹が思い浮かぶが、それだけじゃない。おでん、汁もの、寿司、釜飯…と、京都らしさがリーズナブルに味わえる新旧の和食店をご紹介します。#和な京都を味わい尽くす

京都「寿しさか井」 — 「錦市場に寄るタイミングで購入できる立地もポイント」（中澤咲希）。名代鯖ずし（¥3,500前後）は、ふわっとした寿司飯が絶妙。塩と酢で締めて一晩寝かせた鯖の旨味が力強い。¥4,000前後で持ち帰り可。

錦市場の西側で昭和28（1953）年に創業。カウンター6席の小体な店内では、坂井繁夫さんが黙々と寿司を作り、妻の和美さんが軽快なトークを繰り広げる。名代と謳うのは、鯖ずし。分厚い身を削いだ「身鯖」も使った2種盛で、生鯖の美味しさを堪能させてくれる。酢飯が色付いているのは「だしとお酒を合わせてまっさかいネ」。トロに鯛、煮穴子、ウニなどたっぷりの寿司ダネの上に海苔を炙って揉み入れた「ゴージャス丼」もお値打ちだ。