スウェーデンのオーブン料理「ヤンソンさんの誘惑」をご存じでしょうか? 千切り、または、スライスしたじゃがいもをバターで炒めた玉ねぎ、アンチョビと合わせて、生クリームとパン粉をかけて焼いたものです。
メニューにあったら、無条件でオーダーする好物となっています。ざっくりレシピを語れるように、たまに気が向くと自分でも作ります。
料理名は、菜食主義の宗教家ヤンソンさんが我慢できずに食べてしまったせい。
でも、このお手紙を書くにあたり、ちょっと調べてみたら、異説ありでした。ずっと信じていたのに!
また、驚くべきは、本場スウェーデンでは、アンチョビの味も違うとのこと。もはや、私の脳内で独自の進化を遂げた「ヤンソンさんの誘惑」があることになります。
なにしろ、この前、出先で食べたら、じゃがいもがサイの目切りでマッシュポテトみたいな食感で、似て非なるものと感じたくらい。もう確立されております。めっちゃ面白い。