最近、面白いことがあったのです。朝9時に聞いた、臨済宗建仁寺派の両足院副住職の伊藤東凌さんの瞑想セミナーでの話と、夜に観た映画『Eno』のエピソードが重なりました。
『Eno』は、ブライアン・イーノ氏の500時間にも及ぶインタビューを自動生成システムで編集し、上映する度に内容が変わるというかなり実験的な変わった作品。不定期の上演で、やっといけました。たまたま、偶然、不思議な巡り合わせで、「なんだか同じ話のような気がする」と思えたのです。
瞑想セミナーでは、「無我が難しくても忘我を目指して。あなたとあなたを取り巻く世界がひとつになるような時間が大事」と聞きました。映画では「何万人という人が集まるコンサート会場の不思議な一体感」とか、「人は何かに帰属したいという願望がある」「自然と一体となっていく時間」「自分の重要性を希薄にしていく試み」のようなメッセージを浴び続けるのです。
すべて私の走り書きメモなので、意訳です。ご了承くださいね。
