世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越ししたライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。前回は〈森里陶楽〉。
🛋LIFESTYLE
ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.18
清水散歩で見つけた〈Oud./ウード〉
紅葉シーズンの11月は海外からのゲストがたくさん。赤や黄色に色づく京都の街にうっとりしながら、彼らのアテンドのお仕事が続きました。ある日、京都のセラミック(器)が見たいという若いニューヨーカーのカップルのリクエストで、清水焼のショップを回っていた時に、こんなトタン壁のお家のようなお店を偶然見つけまして。
店名は「Oud.」。何語かな?なんておしゃべりしながら、おそるおそる中に入ってみてびっくり。自然光が燦々と降り注ぐ、こんな素敵な空間が広がってました。後日、改めてお店を訪ねお話を聞いたところ、この建物、もともとは3代続いた清水焼の工房。廃業後、30年ほど放置され荒れ果てていたところを、地元の不動産店の仲介で店主の岡部成幸さんが見つけ、コロナ中にリノベーションしてオープンしたのですって。天井にはトタン板の天窓を作り、雨樋はアクリルの筒状のものにチェンジ。味わいのある建物の良さをいかしつつ、所々手を加えて、今の形に生まれ変わりました。
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Photo and Text: Hiroko Yabuki