前回（私と部屋 vol.123）ご登場のYukari Okuyaさんにご紹介いただいたのは、Sayaka Tokimoto-Davisさん。
🛋LIFESTYLE
私と部屋 vol.124 インスピレーションを引き出す暮らし
自然と愛し続けられるセレクトを
Sayakaさんの暮らしの3ヵ条
1.暮らしの中からもインスピレーションを引き出す
2.愛情が自然と沸いてくるような、自分の心が動くものを選ぶ
3.季節を感じられる料理や植物を生活に取り入れる
リビングルームの家具は、ミッドセンチュリーのヴィンテージが中心。木製のアイテムに心が落ち着くようで、長い間愛用しています。テーブルの上にある花器は、岐阜のArt&Antique28で購入した中国の秦時代のもの。2000年以上土の中に埋められていたそうで、酸化した色合いが何とも言えない美しさ。
リビングでくつろぐ時間は私に閃きをくれます。ソファの後ろの棚には好きな本や作品を置いて、いつでも身近に感じられるように。
お気に入りのアートブックは手に取りやすい位置に。ガラスや陶の器や木のモチーフなども気分に合わせて並べています。
花器はNYのアーティストJane D'Haene作、写真は壹岐倫子さんの作品。2人は大切な友人でもあり、作品たちに原動力をもらっています。左上にあるのは、東京のアンティークショップ白日で見つけた、劣化したプラスチックフォームを用いたアート。
「NYのブルックリンに住んでいます。我が家は、プロスペクトパークという緑豊かな公園の近くであることと、日当たりの良さが気に入って選んだデュプレックス。木で作られた家具や、経年変化で深みが増したアイテムに惹かれます」
器が好きで、日本に帰国するたび少しずつ集めています。キッチンシンクの上の棚にディスプレイを兼ねて見せる収納に。
忙しい日々でも、料理をする時間はメディテーションのように心が鎮まる時。キッチン横に好きな料理本を並べてアイデアソースにしています。スパイス類は一目で分かるようガラス瓶に入れて。
階段スペースは私にとっての小さいギャラリー。絵はアーティストの夫が書いたもの。気分や季節で変えています。
スタジオスペースの道具たち。アフリカのヴィンテージアイテムや、アンティークショップで見つけた手作りの道具入れ。手を動かすスペースなので、クラフト的なものが集まってきているのかも。
玄関横の靴棚。スタイリングの仕上げに欠かせないヘビーユースのジュエリーたちや、キャンドルやルームスプレーなど香りものを置いています。家に入った時にいい空気が流れているように心がけを。
Sayakaさんの紹介する次回のゲストは、緑川 麻香さんです！
Edit&Text_saori uemura
