前回（私と部屋 vol.128）ご登場の山﨑さんご夫妻にご紹介いただいたのは、呉 千恵さん。
🛋LIFESTYLE
私と部屋 vol.129 草木萌ゆるモダン建築
現代的かつトラディショナルな寛ぎ空間
呉さんの暮らしの3ヵ条
1. 香りのいい暮らし
2. 日当たりと風通し
3. インテリアは庭
建築家の増田奏氏によるヴィンテージ感あるモダンな日本建築に、好きな家具を年代問わず合わせています。ダイニングの中央には、大阪にある「fig furniture and deco」でオーダーした丸テーブルを。3人用で大き過ぎず、使いやすい。
日本人デザイナー三宅有洋によるコッペリアは、LEDのシャンデリア。存在感がありつつも、部屋のテイストに馴染んでいてお気に入り。
土間から見たダイニングの様子。壁を抜いてコボットを入れることで、一体感のある空間に。
テーブルと同様に「fig furniture and deco」で特注した可愛いソファ。縁側に置いています。
午前中だけ柔らかな日が差す、観葉植物の特等席。季節ごとに庭で育てたものをたくさん取り入れ、飾っています。〈ルソン〉のルームミストやサニタイザーも並べ、すぐ手に取れるように。
落語家の笑福亭仁鶴氏と愛妻のたかこ姫が40年前に建てた家を、ご縁があって1年前に引き継ぎ、自らリノベーション。新しさ、古さ、西洋、東洋、さまざまなスタイルが入り混じった、私たちがかつて20年住み愛したNYの街のようなイメージの我が家です。
裏山に面した仕事部屋。大自然を背景として利用したディスプレイが綺麗です。
フレグランス化粧品の開発などに使っている部屋では、試作品がぎっしり。ヴィンテージの木製棚をペイントしてモダンに仕上げました。
中庭から廊下に入ってくる光が美しい。
黒御影石の土間に合わせて、玄関の扉も和風に。
庭で収穫した植物をドライフラワーにし、玄関先に飾っています。外から入ってきた時に迎えてくれるようなディスプレイに。
呉さんの紹介する次回のゲストは、兼城 賢人さんです！
Edit&Text_saori uemura
