新しい感性で、部屋に飾りたくなるアートのようなクラフトを紹介するギャラリーショップを厳選!#ときめくクラフトと出合う16店
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大阪「ippo plus」住まいを兼ねた空間に集まる“育てる”オブジェ
ときめくクラフトと出合う16店 vol.9
ippo plus(大阪)

住まいを兼ねた空間に集まる“育てる”オブジェ
「1枚の皿も使うと日常の風景。でも飾れば非日常の風景になる」と話すのはオーナーの守屋加賀さん。大阪北部、千里中央の緑豊かな公園の先にある閑静な住宅街にギャラリーを構える。自宅を兼ねたギャラリーは1〜2カ月に一度のペースで開き、展示ごとに什器を制作。生活の場を展示のたびに非日常の場へ変える。作家を選定する基準は「言葉の前に心が動くもの」。

オープンのきっかけとなったという木工作家、小山剛の作品はいずれも自らの手で刃物から削り出し、やすりやサンドペーパーを一切使わずになめらかな感触へと導く。その魅力を「人のもとで育てたくなる、ずっと触っていたくなるもの」と、守屋さんは語る。時間と共に育つオブジェを求めるなら、ぜひ訪れてほしいギャラリーだ。
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Photo_Haruhi Okuyama Text_Yoshinao Yamada
