モデルや俳優業に加えてアニメ監督としても活躍するマルチクリエイター、ローレン・サイが、英国ライフスタイルブランド〈バブアー/Barbour〉のアンバサダーに就任。さっそく、ウィメンズアイテムが豊富に発表された2025年秋冬コレクションをまとった。
ローレン・サイが〈バブアー〉のアンバサダーに!
2025年秋冬ウィメンズコレクションの注目ジャケットを羽織って登場

イギリス北東部の港町、サウス・シールズ。北海に面した厳しい気候下で働く労働者のためにワックスドコットン製のアウターウェアを提供したことが、〈バブアー〉の始まり。雨風をしのぐ高い機能性はもちろん、オーセンティックな色合いやエレガントなデザイン性から英国貴族にも親しまれ、彼らのカントリースポーツ用ジャケットの定番として今なお愛されるブランドだ。
創業130年を超え、ライフスタイルブランドへと発展した〈バブアー〉。そのアンバサダーに、このたび、ローレン・サイが就任する。
第1弾のビジュアルで着用したのは、2025年秋冬ウィメンズコレクション。「スコットランド・エアシャー地方を讃える抒情詩」をテーマに、創業者一族のルーツへの敬意を表現する本コレクションでは、ブランドのシグネチャーであるクラシック・タータンが軸となり、アイテムのあちこちにあしらわれている。

ローレンが見せる3つのコーディネートの鍵となっているのは、ブランドの代名詞とも言えるジャケット。
デニムのセットアップに、デニムスカートをレイヤードしたクールなスタイリングの上に羽織ったのは「キャットン」。短丈モデル「スペイ」のバックサイドに深いセンターベントを配し、華麗なAラインの要素を加えた人気モデルだ。大胆にあしらわれた襟元のコーデュロイと胸元のDリングも特徴的。袖口を折り返し、裏地のエンシェント・タータンをのぞかせて。

袖口にニット素材のロングリブが配され、手首まですっきりと華奢な印象のアウターは「クロップド ビードネル」。ジャケットのダブルジップがアクセントになるので、ボトムにはシンプルな黒のスラックスをオン。

〈バブアー〉でもっとも丈が長い乗馬用コート「バーレー」を楽しむなら、オーバーサイズシルエットをいかしたレイヤースタイル。ボリュームのあるボアジャケットを中に重ねることもできる。「バーレー」の裏地にエンシェント・タータンが採用されていたことから、ローレンは同柄のシャツをスカートに見立ててスタイリング。

第1弾のビジュアルを撮影する様子を映した動画も公開。ローレンの素の雰囲気をチラリ。
デイリーのコーディネートにもかねてから〈バブアー〉を取り入れていたと話すローレン・サイ。今後、アンバサダーとなった彼女ならではの発信が待ち遠しい。
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ローレン・サイ
国内外で注目を集めるミレニアム世代を代表するアーティスト、モデル、俳優。さまざまな企業のモデルに起用。俳優業では2019年にハリウッドデビュー。アーティストとして数多くのブランドとアートコラボレーションを行うほか、boygenius『Cool About It』のアニメーションビデオでは初監督を務める。2025年の「アヌシー国際アニメーション映画祭」では監督を務めた『The Dying World』が初公開された。
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Text_Ayako Tada