漫画家/今日マチ子が考える『オリーブ』精神「すぐ手が届きそうな、媚びない、女の子の世界。」

漫画家/今日マチ子が考える『オリーブ』精神「すぐ手が届きそうな、媚びない、女の子の世界。」

休刊後も熱く語られる機会の多い『オリーブ』。何に惹きつけられたのでしょう?みんなが好きだった『オリーブ』って?時代とともに変化した雑誌のスピリットを懐かしいページとともに振り返ってみましょう。


すぐ手が届きそうな、
媚びない、女の子の世界。。

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今日マチ子
漫画家

『オリーブ』に載っているものはすべて正しいというくらい、当時のカルチャー系女子高生の憧れだったと思います。93年頃に読者になって、チープファッション特集、健康系の特集、しまおまほさんの連載「ひとりオリーブ調査隊」や、お便りコーナーを愛読してましたが、「多摩川はじめからおわりまでの旅」のような謎の企画ページが特に好きで。イラストも多かったので、地図の描き方を研究したり、イラストレーターの素敵な生活を見て憧れたり。とにかく、紹介されていた服を見ただけで、ブランド名と値段と説明文が空で言えるくらい熟読してました(笑)。『オリーブ』を見て何かを買うときは、誌面の雰囲気をまとって、自分の人生に1つエピソードが増えたみたいに思えてうれしかった。外国人も日本人モデルさんもちょっと個性派さんな顔立ちの方が多くて、私のかわいいにいつもピンとくるのが『オリーブ』でした。

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95年5月18日号。「2012年にマームとジプシー藤田貴大さんと多摩川歩きを実行」

 

今日マチ子 MACHIKO KYO

東京生まれ。第18回手塚治虫文化賞新生賞受賞。近著は『いちご戦争』(河出書房新社)。2000年復刊後の『オリーブ』でアルバイトもしていたそう。
twitter @machikomemo

Photo: Jun Kato Text&Edit: Tomoko Ogawa

 

GINZA2015年4月号別冊付録「おとなのオリーブ」掲載

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