幼い頃を共に過ごした〝お兄ちゃん″の靴「ボロボロになっても着たいものがある」05

幼い頃を共に過ごした〝お兄ちゃん″の靴「ボロボロになっても着たいものがある」05

服はその人の人生を表す鏡。破れてもカビが生えても(!)手放せないモノって、ありますよね?思い出がつまったアイテムを一生愛する。そんな覚悟を決めた17人のストーリー、お届けします。


シューズ

「10歳年上のティムという従兄弟がいました。近所同士だったから、毎朝母に彼の家まで送ってもらって、そこで一緒に過ごした後幼稚園に通うという生活。まるで本当の兄弟のようでした。アメリカンフットボールのプレイヤーで、ポジションはタイトエンド。得点を決めるスター選手で、地元では有名人だった。これは彼のシューズです。走るのがとても速くて後ろの選手が追いつけないからと、冗談でかかとに〝BYE BYE〟と書いたんですね。ティムは僕が6歳の時に交通事故で亡くなりました。事故の後、彼の部屋に置いてあったこの靴を眺めていたら、すごく悲しかったけれど、同時にこの言葉を書くセンスが心底かっこいいなって思えた。今の自分のアーティスト活動にも影響を与えているし、見ると感謝の気持ちがこみ上げてくるんです」


アーティスト
リーバイ・パタさん

米国ホリスター出身。2016年から京都を拠点に制作。作品集『小さい部屋から from a small room』(HeHe)。Instagram: @sofunithurts

Photo: Ryoichi Suzuki Text&Edit: Hiroko Yabuki

GINZA2017年12号掲載

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