日本唯一のニッチフレグランス専門店「ノーズショップ」とAIシステム〈カオリウム〉がコラボレーション。2021年5月5日(水)まで、「ノーズショップ新宿」と「ノーズショップ銀座」にて、AIを駆使して香り選びができるポップアップが開催中。
「ノーズショップ」とAIシステム「カオリウム」がコラボ。香水の好みを発見できるサービスを実施

新進気鋭のブランドが少量生産している芸術性の高い香水、ニッチフレグランス。表現される世界観も多岐にわたり、「占星術」や「夢」、さらには「霧」や「烏賊(いか)」などオリジナリティに溢れている。厳選した天然素材を贅沢に用いているのも特長だ。
そんなニッチフレグランスの専門店として2017年にオープンしたのが「ノーズショップ」。“香りのテーマパーク”をコンセプトにした店内には、フランスやイタリア、オランダなど12か国から集められた600種類以上の商品が並ぶ。そのうち8割は国内では同店でしか手に入らない貴重なもので、アートピースのようなボトルデザインも多い。どんな調香師がこの香水を手がけたかなど、スタッフが専門的な知識を交えて丁寧に説明してくれるから頼もしい。
石膏像をモチーフにしたオブジェや、ネオン管を活かした店内のディスプレイも見どころの一つ。一般的な香水売り場のイメージとは異なるポップなデザインには、ニッチフレグランスを気軽に楽しんでほしいという想いが込められている。
そして、この度「ノーズショップ」とコラボレーションしたのは、香りの超感覚体験を提供している株式会社セントマティックが開発した「カオリウム」。曖昧で個人差があるとされる香りのイメージを言語化するためのAIシステムだ。専門用語が多くなりがちな香水の世界をより分かりやすくし、使う人に寄り沿った表現で魅力を伝えたいと考える「ノーズショップ」の提案で実現した。
ポップアップ期間中は、店頭に設置された「カオリウム」を通じて、自分自身の香りの好みを知ることができる。体験時間は7〜8分ほどで、「数種類の香水を嗅いでみて、最も好みに近いものは?」「嗅いだ際に抱いた印象に近い単語は?」といった質問に答えていく。終了すると、相性が良いとされる商品の名前や、好みの香りを表現するキーワードを記載したカルテがもらえる。香水選びの指標にするだけでなく、友人と参加して、それぞれの結果を見比べるのも楽しそうだ。
AIの力で、自分でも知らなかった傾向に気付けるかもしれない「カオリウム」。600種類以上のニッチフレグランスから、運命の一本を見つけ出してみて。