大人になった今も、癒やしやクリエイションのヒントをくれる、自分だけの宝物。さまざまなジャンルで活躍する4人に、愛してやまない大切なコレクションを見せてもらいました。
いつだって、ぬいぐるみ推し。小さく繊細なモチーフに魅せられる
デザイナー
蓮井 茜さん
幼い頃、シルバニアファミリーをはじめとする動物モチーフのおもちゃをきっかけに、生き物に興味を持つようになった蓮井茜さん。
「子どもの頃は、部屋にぬいぐるみの山があるほど。近所の食料品店に飾ってあったリスの人形が欲しくて、駄々をこねて譲ってもらったのを覚えています。小さくてフワフワしたものがとにかく好きで、そのうち、シマリスやインコなど、生き物も飼うようになりました。ユザワヤでテディベアのキットを買って自分で作ったのも懐かしいです」
最近は、ヴィンテージの風合いが気分。
「3年前に、うちの愛猫トラキチにそっくりなシュタイフ社のネコをオークションサイトで発見し、運命を感じて即購入。サイズ感や古びた毛並みも気に入っています。骨董市にもよく遊びに行くのですが、4年ほど前に出合ったのが『不思議の国のアリス』に登場するフロッグフットマン。箱に入っていて、顔だけ出ていたんですけど、開けてみたら脚が細くて長くて…(笑)。洋服と顔色の絶妙な色の組み合わせも素敵なんです」
🗣️
蓮井 茜
セントラル・セント・マーチンズ卒業。2009年に〈アカネ ウツノミヤ〉を設立。