ぬいぐるみは子どものおもちゃにあらず! レディならではのつきあい方を掘り下げてみた。「ぬいぐるみとは、あなたにとって?」
🎨CULTURE
「ぬいぐるみとは、あなたにとって?」4人のレディに訊いてみた!

スタイリスト
田中美和子さん
「10数年前に展示の仕事で購入し、それから家にいます。実物大のドラえもんなのでとにかく大きいです。部屋のすみっこでこちらには背を向けています。たまに陽を浴びる(干す)、掃除機で吸ってあげる以外、特別な感情はないです。とてもドライな関係性です。…遊びに来る子どもたちには大人気ですが」
編集者
柴原聡子さん
「お尻がかわいいですね、キティは。しっぽの丸みとか足のすぼまりとか、あとは手が小さすぎる件! フェティッシュなんです。ちょっとダメなものに惹かれてしまう。小さい頃からぬいぐるみが大好きですが、再肯定できたのはマイク・ケリーの作品を見て。子どもっぽいモノも、かっこよくなるんだと」
スタイリスト
飯田珠緒さん
「高校時代、『オリーブ』によくフェリックスのぬいぐるみが登場していて、どうしても欲しくて買ってもらいました。ずっと実家で眠っていたのですが一昨年『おとなのオリーブ』を作るときに久々に再会して、それから一緒に暮らしています。天国の愛猫べべに代わって大きな瞳で夜警してくれる同居人、ですね」
編集者
鈴木るみこさん
「ナキウサギのナッキーは友人の持ち物なんですけど、泊まりにいくと必ず一緒に眠る私の『おともだち』。友人は飾ってるだけなのに、私は話しかけたり動かして遊んだり。綿とファー製なのにモノとはどうしても思えない。最近、顔が変わってきちゃって、マズい、魂入れちゃったかもと焦っています」
Text&Edit: Rumiko Suzuki