👗FASHION
東京オリンピックを目の前にJALが新制服をお披露目。初となるパンツスタイルも登場
2020年に開催を控える東京オリンピックに向けて、JAL(日本航空)は先日新制服を発表。地上接客部門・客室乗務員を含む、全部門のユニフォームが新たな装いに。JAL初となる女性客室乗務員のパンツスタイルも登場!
ファッションブランド〈EZUMi〉のデザイナー・江角泰俊氏は、“Hybrid Modern Beauty”をテーマにJALの新制服をデザイン。
全部門の制服デザイン変更は、2013年以来、実に7年ぶり。チャコールグレーを基調とし、ブランドカラーである赤をアクセントに使った新ユニフォームは異なる素材を組み合わせたハイブリットなデザインとなっている。
何と言っても特筆すべきは、女性客室乗務員の制服について。現行のワンピースに加え、同社初となるパンツスタイルが導入されたとのこと!一般アンケートで集まった意見とJALグループスタッフの声を反映し、多様な働き方を実現するために採用したそう。
地上接客部門の女性用ユニフォームには、ジャケット・スカートスタイルと、新たにワンピーススタイルを導入。動きの多いスタッフの声を反映し、機能的かつモダンで美しいシルエットに仕上がっている。
国内外からのVIPを出迎える接遇スタッフの制服は、特別感のあるクリームベージュを基調に。テーラドカラーのダブルジャケットを合わせ上質でフォーマルな佇まいだ。
運行乗務員(パイロット)
これまで男女兼用デザインのみだった運行乗務員(パイロット)の制服にも、新たに女性用デザインが登場。従来のネクタイに変わって、折り鶴の展開図をモチーフにしたスカーフが導入される。
オリンピック誘致の際も高い評価を得た日本の“おもてなし”。日本の空の玄関口を彩るJALの新制服は、2020年4月から着用されるとのことだ。
Text: Maki Takahashi