映画のキャラクターからインスパイアされた装いで、〝チャーミングバスターズ〟が都内の名画座、ミニシアターを訪問。愛する映画の話、映画から影響を受けたファッションについて、GINZAに語ってくれました。
👗FASHION
臼田あさ美のおしゃれが『恋する人魚たち』に重なる理由

臼田あさ美 (女優)
as Kate
『恋する人魚たち』(90)
「『恋する人魚たち』を初めて観たのは20歳くらいの時。今観ると、強く芯のある女性たちを描いた映画だなと感動しました。この映画で共感を抱くのはって考えた時、破天荒な母親でも長女でもなく、クリスティーナ・リッチ演じる幼い次女が思い浮かびました。ドラマティックな日常の中で一人淡々と水泳選手になる夢を追ってる少女なんですけど、今の自分に一番近いキャラクターだなって。色を取り入れた服装が可愛くて、ずっとスイムキャップをかぶってる(笑)。映画にはさまざまな年代の女性が登場し、それぞれのキャラクターを表すファッションに触れられる。表面的ではなく、自分のマインドに合致したファッションが一番心地よく感じます」
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
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臼田あさ美
1984年、千葉県生まれ。映画、ドラマへの出演のほか、ファッション誌にも多数出演。代表作に映画『愚行録』(17)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『美人が婚活してみたら』(19)などがある。プライベートでは一児の母。
@新文芸坐
新旧・洋邦を問わず良質な映画を2本立てで上映する名画座。さまざまなテーマに沿った特集上映や毎週土曜日のオールナイト上映を行っている。
住所: 東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F
Tel: 03-3971-9422
休: 無休
www.shin-bungeiza.com
Photo: Satomi Yamauchi Text&Edit: Sakiko Fukuhara