年中スタメンの愛用品とともに、ファッションラバーがとっておきの私服コーディネートを披露。チャーミングバスターズが考える、便利さとおしゃれの相互作用とは?
👗FASHION
JUN MIKAMIデザイナー/三上純さんの「1年中使える愛用品」。襟袖コンシャスなブラウスは冬も活躍

三上 純
(JUN MIKAMI デザイナー)
「襟、胸、袖元にアコーディオンプリーツを施したシャツは、レイヤードすることが多いです。ニットやカーディガンを重ねて、プリーツの割合を引き算すると〝甘さ〟をアレンジできる。1年中着られるという点では、暖かさと涼しさ、あとは装いの表情を調節できることが重要です。どんな格好が落ち着くか、年々理解が深まってきたので、数はそんなに必要ない。永く着られるかっていう耐久性よりも、永く好きでいられるかの方が大切かもしれません」
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
🗣️
三上 純
2012年春夏より〈ジュン ミカミ〉をスタート。ハンドニットを中心とし、最近では布帛アイテムも人気。今年秋には2冊目となる著書『JUN MIKAMIを編む』(文化出版局)を刊行。
Photo: Sophie Isogai(KiKi inc.) Text&Edit: Sakiko Fukuhara