ひとりひとりに似合う服と着こなしがある。そんなことを気づかせてくれるのが実店舗でのお買いもの。コミュニケーションが生まれる店づくりについてショップディレクター&バイヤーのみなさんにお話を聞きました。
👗FASHION
Wallace&Murron MINAMIHORIE バイヤー・寺内亜耶香「シルエットの妙をショップの武器に」|私たちのショップ哲学 vol.1

寺内亜耶香
Wallace&Murron MINAMIHORIE バイヤー
シルエットの妙をショップの武器に
「大阪はそれぞれの店の個性の強さが自慢。同じブランドを扱っていたとしても、提案の仕方がショップごとに違うから、全国的に見ても存在感の強さを示せるのかもしれません。私がバイイングを担当する南堀江店は、北堀江のメンズ店に続きオープンしたウィメンズショップ。両店ともに“オーバーサイズ”にこだわり〈CAMIEL FORTGENS〉や〈MELITTA BAUMEISTER〉、オリジナルの〈VOAAOV〉も人気です。ウィメンズ店では〈A.W.A.K.E. MODE〉のようなフィット感のあるシルエットも取り入れています。大切にしているのは、コアなブランドの世界観が伝わる丁寧な接客。親戚に会いに来るような感覚で、月に一回必ず来店してくれる顧客様も多いです。店頭とオンラインの売り上げはほぼ変わらず、ブランド検索から、当店を見つけてくれる新規のお客様も増えてきました。あと、ユニークなフォルムの服が多いので、実際に袖を通してみたいと思う方が多いのかもしれませんね」
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寺内亜耶香
1989年和歌山県生まれ。2017年、Wallace&Murronのウィメンズ店がオープンするきっかけで入社し、バイイングと接客を担当する。
Instagram → @akka0327
Wallace&Murron MINAMIHORIE
住所: 大阪府大阪市西区南堀江1-14-26
Instagram → @wallace_murron_minamihorie
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
Photo: Kaoli Arai Text&Edit: Sakiko Fukuhara