上質で、ミニマル、タイムレスなデザインを貫くブランドといえば、〈ザ・ロウ〉や〈ロロ・ピアーナ〉。こうした志向が、今、「富を誇示しない」という意の「クワイエット・ラグジュアリー」や「ステルス・ウェルス」というキーワードとともに語られている。きっかけのひとつは、今年最終回を迎えた人気ドラマ『メディア王〜華麗なる一族〜』(18)の超富裕層という設定の登場人物のシンプルな装い。グウィネス・パルトロウやソフィア・リッチーもその代表とされている。
👗FASHION
「主張しないラグジュアリー」をおさらい
2023-24年秋冬、ファッションのウワサ01
Text & Edit_Itoi Kuriyama