中央通りと晴海通りが交差する銀座四丁目交差点を中心に、道路が碁盤の目に張り巡らされ、整然とした雰囲気の銀座の街。しかしその下には、無数の地下道が走り、それらがつなぐ地下ダンジョンでは、美味なる味わいを提供する店が、続々とオープン中だ。また銀座で奮起するのが、路地奥などにある、小さなスペースを生かした個人店。これら、地下の店と小さな店。銀座の奥の奥座敷とも呼ぶべき場所で、今日も美味しさが紡がれている。#銀座の地下&小さな店
🍴FOOD
「1/2 (Nibun no Ichi)」2分の1の量の洋食!? さまざまなシーンで活用できるカジュアルダイニング
銀座の地下の店 vol.4

1/2 (Nibun no Ichi)
2分の1の量の洋食が生む、さまざまな活用法
2025年1月の「Ginza Sony Park」開業時に、地下3階にオープンしたカジュアルダイニング。銀座で100年以上続く食文化・洋食をベースにしたメニューが常時6種ほどそろう。最大の特徴は、それらのメニューが一人前の1/4サイズの料理×2品を盛り付けたプレートで提供されること。お腹いっぱいではなく、一人前の2分の1の量にする。そこには「この店を出てから、銀座の飲食店を巡ってほしい」という“街に開かれた施設”たるGinza Sony Parkらしい哲学がにじむ。また1/2人前なので、休憩や空いた時間に小腹を満たすのにも便利。スイーツもあるため喫茶利用、ワインや日本酒もそろうため2軒目使用にと、さまざまなシーンで活用できる場所。
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Photo_Kazuharu Igarashi Text_Koji Okano
