実は、一度お手紙を書きあげた後に映画を見ました。『17歳の瞳に映る世界』という作品です。2つの意味で、お話をしたいのです。1つは共感で、おそらく女性なら多かれ少なかれ、同じような体験はしているはず。
器用に乗り越えられる人もいれば、つまずく人もいる、少女から大人へ変わっていく段階で、きっとみんな通る道で。あの頃の戸惑いと絶望と諦め、いくつになっても残っています。
もう1つは、レスキューとしての大人の役割で、ここにかに座さんのパワーが必要なのだと感じるのです。
映画の中で描かれている世界は、届かないけれど、その距離感が心地よく、心に沁みます。でも、ちょっと足らない。その足らない部分、きっとあなたは埋められるはず。
人を放っておけない気持ち、親身になれる心の柔らかさ、そして、現実処理能力の高さ!
私は、かに座さんに希望を感じます。世界を救う力があると思うのです。