西洋占星術師・ジョニー楓さんによる「愛となぐさめの星占い」。「生まれ育った時代の世相によって、惑星のエネルギーがどう影響するかは違う気がする」というジョニーさんが、3つの世代の本質に迫ります。世代の違う仕事仲間や恋愛相手とのつきあいが、今よりもっとラクになるかも!?
ジョニー楓「愛となぐさめの星占い」10月前半
世代でわかる君の本質!
3つの世代とは?
《進化と美をあきらめない世代》
1983年11月5日以前、もしくは1984年5月19日〜1984年8月27日の間に生まれた人
《運命に翻弄されたくない世代》
1983年11月6日〜1984年5月18日、1984年8月28日〜1995年1月16日、1995年4月20日〜1995年11月10日の間に生まれた人
《自分で試さないと気が済まない世代》
1995年1月17日〜4月19日の間、もしくは1995年11月11日以降に生まれた人
時代の流れや動きが、外に向かって可能性を求めているか、内に向かって真実を求めているかで、世相が全く変わってきます。そして地球を主役にして宇宙を見た場合、数十年〜数百年かけて地球のまわりを一周する遠くの星は、月や金星のような近くの星ほど意識しやすくはないけれど、パーソナルな領域を超えたところでもっと強く影響しているようです。同じような世代の人々は、似たようなことを考える。つまり集合意識もその影響が作り出していると考えられます。
ちなみに我が国を例にとって説明致しますと、1972年の列島改造論から貿易摩擦を食らうまでの数年は外需の獲得に勤しみます。つまり世の中の傾向や人々の意識も外交や貿易と共に外へ向かい、その時代に生まれた人の根底にも常に外へ向かう欲求があるという訳です。
1985年のプラザ合意以降は、外需獲得の道が絶たれ内需拡大に向き始めます。それまで外向きだった世相や人々の意識も自然と内側を向き始め、それまで二の次だった内容や中身を重視し始めます。同じくこの時代に生まれた人は意識の根底が運命と共に変容していくような目には見えない深まりを大切にします。
また更に数年後にはバブルの崩壊と共に内需拡大路線が急速に終焉を迎え、Windows95の発売開始辺りから徐々に世の中の傾向も人々の意識も再び外側へ向かい始めます。ネットの普及によって時間や空間を超えたコミュニケーションが可能になり、より制限無く自由に思えることで、不可能が可能に思えてくる。俗に言う“Z世代”の登場という訳です。
それにあたって愛となぐさめの星占いにも《自分で試さないと気が済まない世代》を新設致しました。ちなみにこの世代は1995年〜前後としますが2008年まで続きます。
かなり荒い説明になりましたが太陽星座とは別に世代的影響も意識しながら愛読頂けると更に占いが楽しめると思います。3世代にバージョンアップして今後占いをお届け致します。
※世代の別れ目である1983年〜1984年、または1995年〜1996年は時代が行ったり来たりする為、ちょっとわかり難いですが上記の世代別の年号をよくご確認の上お読みください。
2023年10月1日~10月15日の運勢
(毎月1日&15日更新)
Illustration: Nana Soeda Edit: Norie Toriyama