能登の震災から1カ月、遅ればせながらお見舞いを申し上げます。あの日、私は母の冷蔵庫の中身をカラにしていました。80歳を超えたあたりからだいぶ怪しくなってきて、お正月だというのに冷蔵庫にも冷凍庫にもモノが入らないというのです。
何を言っているのか意味がわからず、中を見たら、ほぼゴミを冷やしている状況で。ビニールに包まれた一本だけ買ったきゅうりが山のように出てきます。全部捨てて、冷蔵庫と冷凍庫を丸洗いしました。元旦に。
大変ブルーになったのですが、これも愛しい日常なのかもしれないですよね。母は異常なことをしているのではなく、ただ、処理が追いつかないだけ。年を取ったら、コンパクトに暮らすのがよいのでしょう。
これを機に本を捨てようと思ったのですが、そのまま、1カ月が経過しております。占いの資料、処分しちゃっていいのかなー? 資料室みたいなの、作ったほうがいい? 「決心を」と書くのは簡単、でも、実際は、難しいですね。