それは、映画館です。9月は1回も行けず、10月は3本だけ。
そのうちの1本は、全裸で逆立ち歩きをする男性のことしか記憶に残らない『チャイコフスキーの妻』。もう1本は、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』です。
アメリカ合衆国が分裂し、内戦に突入したという設定なのですが、何がよかったかといえば、仕事でダメージを食らった女性が、仕事で立ち直った瞬間です。今年観た映画の一番好きなシーンになりました。
きっと、もっと深い見方はいくらでもできるんですよ。国とは? 人種とは? 生きるとは?
でも、私に響いたのは、「仕事のつまずきは、仕事で取り返す」です。どんなワーカーホリックだよ? ですが、キルステン・ダンスト演じるヒロインは、とっても幸せだと感じました。
自分ができること、やるべきことがわかっていて、必要な経験、ノウハウが体に沁み込み、どん底にいても、脊髄反射で動く! なんてかっこいいのでしょう。