どんな時でも己を貫く、黒沢清監督作品のハードボイルドな主人公たち。特にそれが女性だと、日本映画にそういったキャラクターが多くはないせいか、なおさらグッときてしまう。そんなたくましさを今作でみせてくれるのが柴咲コウさんだ。『蛇の道』(6月14日より公開中)は、1998年発表の黒沢清監督・高橋洋脚本による同名Vシネマを、監督自ら脚本を書き直し、主役を男性から女性に、舞台を東京からパリに移してセルフリメイクしたもの。ユニークな制作経緯を辿ったこの映画で、柴咲さんはダミアン・ボナールやマチュー・アマルリックら世界的に知られるフランス人俳優と共演し、ほぼ全編仏語による復讐譚を堂々と演じている。孤高の報復者である小夜子という役がどのように作られたか、二人に聞いた。
Loading...









