海外のデザイナー、エディター、ショップオーナーたちは来日したら一体どこをチェックしているのだろうか？彼らにとって特別な場所を教えてもらった。
🎨CULTURE
シモーン・ロシャ、ゲラルド・フェローニに聞く。東京のお気に入りスポット
〈シモーン ロシャ〉デザイナー
Simone Rocha
シモーン・ロシャ
ドーバー ストリート マーケット ギンザ
中央に通るエスカレーターに乗ると、まるで各フロアを旅しているような気分が味わえる美しいショップです。最上階にはおいしいカフェも
2012年のオープン以来、世界中からファッション好きが訪れる。「ハット」（小屋）をアイコンとし、若手からラグジュアリーブランドまで、最新モードをくまなく網羅。
シモーン・ロシャもディスプレイに関わるなど、デザイナーとの関係も深い。
02年にパリでスタートしたカフェ、ローズベーカリーも併設。
ドーバー ストリート マーケット ギンザ
住: 中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館
営: 11:00〜20:00
休: 不定休
Tel: 03-6228-5080
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Simone Rocha
1986年アイルランド生まれ。セントラル・セント・マーチンズ卒業後、2010年にブランドをスタートする。初めて東京に来たのは17歳の時に家族と。「青山エリアの店舗デザインにも刺激を受けます」
〈レポシ〉アーティスティック クリエイティブ ディレクター
Gaia Repossi
ガイア・レポシ
豆腐料理 空野 渋谷店
東京では貴重な、ヴィーガンの私でも満足できるお店です
ライヴクッキングで振る舞う名物 空野豆腐（¥ 900〜）は必食だ。北海道を代表する十勝産トヨマサリを原料に、天然のにがりで固めているので、大豆本来の甘さを味わえる。
和食材の象徴を豆腐ちまき（¥650）、豆腐のティラミス（写真・¥580）のように、信楽焼に盛り付けて多角的に提供。
豆腐料理 空野 渋谷店
住: 渋谷区桜丘町4-17 チェリーガーデン1F
営: 17:00〜23:30（日祝23:00）
休: 月
Tel: 03-5728-5191
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Gaia Repossi
イタリア・トリノ発のジュエリーブランド〈レポシ〉を2007年より手がける。05年ブランド創業者の息子である父アルベートの出張に同行して初めて日本に。「日本茶専門店、寿月堂の抹茶も大好き！」
Photo: David Sims
〈ロジェ ヴィヴィエ〉クリエイティブ・ディレクター
Gherardo Felloni
ゲラルド・フェローニ
日本民藝館
閑静で美しいエリアにあり、私にとってはとても東京らしい場所。
展示内容だけでなく、建物も一見の価値があります。
ミュージアムショップは、スーツケースに入るならすべて買い占めたいものばかりです！
蒐集品は、陶磁器や染色品、木漆器などおよそ1万7000点！
地域色を打ち出す伝統は令和の時代もきっちりと継ぐ。
民藝運動の本拠として1936年に開館。
初代館長・柳宗悦は「美の生活化」を目指す一環で、国内外をはじめ、アイヌや台湾先住民族のものなど幅広い工芸品を紹介。
日本民藝館
住: 目黒区駒場4-3-33
営: 10:00〜17:00
休: 月・年末年始（陳列替え時期に臨時閉館あり）
Tel: 03-3467-4527
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Gherardo Felloni
イタリア・トスカーナ生まれ。2018年〈ロジェ ヴィヴィエ〉のクリエイティブ・ディレクターに就任。「建築家を志していたこともあり、東京大学のネオ・ゴシック様式の建物も興味津々でした！」
Text&Edit: Itoi Kuriyama, Mako Matsuoka
