原宿を拠点に、今年6月に発足したアートオークションハウス〈NEW AUCTION〉。初の公開型オークション『NEW 001』が、2021年11月6日(土)に原宿「BA-TSU ART GALLERY」で開催される。
HaroshiやTIDEらの作品を出品。原宿発のアートオークション『NEW 001』初開催

見に行くだけでもきっと楽しい
記念すべき一回目となるオークション『NEW 001』には、全129ロットに及ぶ作品が出品。出品されるのは、草間彌生や奈良美智、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、タイド(TIDE)、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、キネ(KYNE)、カウズ(KAWS)ら著名アーティストの作品。公式サイトでは現在、出品作品と落札予想価格が公開中だ。例えば、森山大道のポラロイドが5万〜8万円、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)の作品『パンと卵(グリーン)』が40万〜60万円、マーガレット・キルガレン(Margaret Kilgallen)の作品『Saro』が5万〜8万円、花井祐介の作品『Mr. Stoop』が10万〜15万円など(※全て落札予想価格)。
オークションには無料の会員登録をすれば誰でも参加することができ、当日は電話、オンライン、書面からの入札も可能。落札された作品の売上の一部は『アーティスト還元金』として著作権者に支払われるので、アートマーケットの持続的な循環を促すプロジェクトに貢献できるのも嬉しい。
11月6日(土)のオークションに先駆け、通称“下見会”と呼ばれる、全作品のプレビューが、10月30日(土)から11月6日(土)までの期間、渋谷MIYASHITA PARK内アートスペース「SAI」にて開催。人気アーティストによる作品約130点が一堂に会する貴重なエキシビションとなるため、「自分の家に飾るなら、どの作品が良いかな?」なんて妄想をしながら廻るのも楽しいかもしれない。
出品作品