一年でもっとも過ごしやすいと言われるこの季節、ファッション業界はパーティーやイベント、展示などが目白押し!素敵なものがあると聞けば、西へ東へ、どこへでも駆けつけるGINZAスタッフの「キラキラ」レポートシリーズです。
☆カルティエ☆深まる秋のキラキラを求めて(vol.2)期間限定ギャラリー「TANK 100」

カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店が、10/28にグランドオープン。同店のオープンを祝し、11/26まで、〈カルティエ〉のアイコニックな時計「タンク」の100周年を体感する期間限定ギャラリー「TANK 100」が開催中だ。
1917年に誕生して以来、正方形や長方形のシンプルなフォルム、そしてスタイリッシュな美しさから多くの著名人やセレブに愛され続けてきた「タンク」。ルイ・カルティエのイニシャルを配した「タンクL.C」、長いケースが特徴の「タンク アメリカン」、日本でも一番人気だという正方形の「タンク フランセーズ」など、タイムレスなデザインで支持されてきたモデルを展示。その他、展示会などでしか見ることのできない稀少なアーカイヴピース、「タンク」を愛用していたアンディ・ウォーホルやカトリーヌ・ドヌーヴといった著名人の紹介など、歴史を紐解くアイテムも並ぶ。
1920年に製作された「タンク」の初代モデルの作品のひとつ。「タンク」のデザインコードは今日まで受け継がれている。
手前にあるのは、ロンドンで製作された「タンク アロンジェ JJC」。大きなローマ字を起用し、縦に伸びたケースが斬新!
ダイアナ元妃も愛用していたという「タンク フランセーズ」は、1996年に誕生。
また、香取慎吾が手がけるキービジュアルと店内のオブジェは必見! ファザードに展示された巨大なペインティング「時間が足りない: need more time」は、キャンバスを文字盤に見立て、描かれたもの。パソコンで描いたデータを出力し、その上からペイントを施すという巧みな作業から完成させた。もう一つのオブジェは、「タンク」の100周年を祝うバースデーケーキ「百年のfuuu.」。ヴェネツィアで購入したという自宅のシャンデリアからヒントを得て、100本の箸と20本のろうそくが使われたロマンティックな作品。どちらも香取の世界観をダイナミックに感じられる圧巻のインスタレーションなので、絶対に見逃せない!
作品には“あかり”が必要だったと話す香取。
「百年のfuuu.」© 2017 Shingo Katori

今日一番の「キラキラ」は、ジュエリーのように煌めくデザインが印象的な「タンク」。左は2005年、右は2002年に発売されたもの。
「TANK 100」
会期: 10/28(土)-11/26(日)
会場: カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F
営業時間: 11:00~21:00
電話: 0120-301-757
Text&Edit: Kurumi Fukutsu