日本初、JAXAでの採用が決まったコスメを擁する〈コスモロジー〉に、企業としての透明性を追求中の〈ニュースケープ〉、アップサイクルを徹底している〈クリーンエンス〉……これまでの概念を超えたゲームチェンジャーが誕生ラッシュ。その多くがよりミニマムなケアを提唱しているのも見逃せない。
コンセプチュアルな新ブランドが続々
スキンケアNEWワールドvol.01

FAS
1 主役は、京都府京丹後市産の黒米を2段階に分け、醸して生まれた黒米発酵液。1滴に738種もの成分が凝縮されているこのエキスが、ハリ・艶・透明感を引き出してくれる。上から FAS ザ ブラック クリーム[医薬部外品]80g ¥24,220、さらさらの質感とスピーディな浸透が特徴。同 ザ ブラック エッセンス 200ml ¥11,550(シロク)
COSMOLOGY
2 宇宙でも使える洗顔とオールインワンを発表。無重力に近い環境では骨ホルモンの分泌が減り乾燥を助長するとの知見のもと、パワフルに肌を潤す救世主としてホホバとグローブの複合成分を使用。2ステップのケアも魅力。コスモロジー スペースクルーキット〔クレンジングウォッシュ 60g+ローションクリーム 30g〕¥7,480(ポーラ)
CLEANENCE
3 目指すはサイエンスとの融合によるクリーンビューティ。栽培過程で間引かれた果実や花を取り入れることで、環境に配慮しつつ外的刺激に強い健やかスキンへと整える。左から 破棄予定のコスメを使ったアクセサリーもリリース。クリーンエンス リング ¥3,850、同 クラリファイング トリートメント トナー 150ml ¥3,850(オルビス)
APOTCARE
4 仏発。単一成分に特化した10種のセラムがシグネチャー。肌悩みに合致するものを組み合わせ、自分好みにカスタムして使う。サイト内(apotcare.jp)の質問に答えるとマッチする3タイプをすすめてもらえるサービスも。上から アポットケア レスベラトロール、同 リコリス、同 ペプチド 各10ml ¥4,070(メイクアップキッチン)
NEWSCAPE
5 香りをオフすることで五感を研ぎ澄ますというアプローチや、天然由来成分100%ながら認証マークは取得せずにコストカットに徹する試み、製造原価の公表など斬新なトライアルが光る気鋭ブランド。左から オーガニック大麦若葉が肌荒れを阻止。フレッシュ ビューティ トナー 150ml ¥2,350、クリーム 50g ¥2,124(ニュースケープ)
Collage: Karin (étrenne) Photo: Hikari Koki Text&Edit: Chihiro Horie