ベースメイクで印象も似合う服もがらりと変えられるって知ってた?しかも下地とファンデーションの〝ベストコンビ〟とか、プラスすべき絶品を 見つけられれば、コーヒーをカスタムするみたいにイージーに、いろんな 肌質になりきれる。さて今日は、何を選んでどんな肌の〝彼女〟になろう。
彼女のベースメイク手帳2 セミマット肌を作るアイテム

肩があるジャケットやパキッとしたジレを羽織って、レディだってハンサムを気取りたいときもある。そんな日は軽めのマット肌に仕上げて凛としたムードを強調するのがビンゴ。まずはTゾーンを中心に皮脂を抑える美容液を塗って〝下ごしらえ〟を。ちゃんと素肌を整えれば〝上もの〟はラフにつけてもきまるから、このステップって大事。それから、ソフトマット系の下地やファンデーション少量を顔の中心から外へ、指でなじませる(80’s調の〝ガチ〟じゃなくあくまでほのかなマットに)。シャープな雰囲気を作り込むなら、頬骨の下とおでこの脇に茶系のお粉を仕込むのもいい。ほら、キリリとなったでしょ?
【BASIC COMBI】
光も忍ばせてハイブリッド肌へ。
水面のようにゆらゆらときらめくクリーム下地を仕込んで内側から輝く肌にチューニング。ファンデーションは薄膜感が気持ちいいハーフマットなエマルジョンを。半透明だからベースの光がちらりと顔を覗かせて……フレッシュな“透けマット肌”が。
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コンプリートフィット クリームベース 32g ¥7,000
トランスルーセント エマルジョンファンデーション SPF22/PA++ 全10色 ¥11,000(共にアンプリチュード 0120-781-811)
ヌーディなのにシャープな旬顔!
皮脂をコントロールしてさらりとフラットな素肌を生み出す下地と、塗ると目に見えないパウダーに変わって自然なマット感を生み出すスティックファンデーションの組み合わせ。アラは隠せて凛とするわ、素肌感は損なわないわで、ばっちり旬肌に。
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プリズム・プライマー 06 SPF20/PA++ 25ml ¥5,900(パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕)
アンクル ド ポー オール アワーズ スティック 全5色 ¥6,500(イヴ・サンローラン・ボーテ 03-6911-8563)*共にモデル使用
マニッシュな表情を生む裏技ペア。
ハイカバーで持続力がある“マット優等生ファンデーション”を下地なしで使うカジュアルダウン作戦。プラスするのはコントゥアリング。板状と球状、2種のパウダーを配合していて肌に溶け込むようになじむお粉でメリハリづけを。ひゅ〜クールだね!
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ローラ メルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション 全11色 30ml ¥6,000(ローラ メルシエ ジャパン 0120-343-432)
アディクション コントゥアリング アディクション 02 ¥5,000*限定発売(アディクション ビューティ 0120-586-683)
マット感のキープ役
さっぱりしたリキッドが乾くと超微細なパウダーに変化。なんならこれだけでセミマット肌になるしお直しにもGOOD。プレイリスト フリュイドパウダー 30ml ¥3,500 *編集部調べ(資生堂インターナショナル)
素肌からさらさらに
下地感覚で使える美容液。皮脂を吸収する“エアリシウム”を含んでいて崩れやすいTゾーンや頰もさらり。アルマーニプリマ デイ ロング スキン オプティマイザー 30ml ¥8,500(ジョルジオ アルマーニ ビューティ 03-6911-8411)*モデル使用
オイリーさんをサポート
オイリー派がマットめに仕上げたいときにうってつけ。みずみずしいテクスチャーが毛穴の奥にフィットしてテカりを完全ブロック。NARS ポア&シャインコントロールプライマー 30ml ¥4,000(NARS JAPAN 0120-356-686)
ジャケット ¥45,000(ガブリエラコールガーメンツ │ スーパー エー マーケット 03-3423-8428) ピアス ¥36,000(オール ブルース │ エドストローム オフィス 03-6427-5901)/インナー*スタイリスト私物
Photo: Naoto Kobayashi(model), Satoshi Yamaguchi(object) Styling: Megumi Yoshida Hair: TAKAI Make-up: DAKUZAKU(TRON) Model: haru. Text&Edit: Chihiro Horie