ジュリアン・オピー [Running 1]2018
日本の美術館では11年ぶりとなるジュリアン・オピーの個展は、新作が多数。一世を風靡した、簡素化されたポートレートはもちろん、全身像や動物をモチーフにした作品も見られる。表情もなく、極限までシンプルにした輪郭なのに、なんとも洗練されているのはさすが。ジョギングする人やスマホを片手にした女性など、抽象化されつつも、都会に暮らす人々のムードはしっかり伝わってくる。動きを施したLED作品にも注目してみて。
ジュリアン・オピー [Running 1]2018
日本の美術館では11年ぶりとなるジュリアン・オピーの個展は、新作が多数。一世を風靡した、簡素化されたポートレートはもちろん、全身像や動物をモチーフにした作品も見られる。表情もなく、極限までシンプルにした輪郭なのに、なんとも洗練されているのはさすが。ジョギングする人やスマホを片手にした女性など、抽象化されつつも、都会に暮らす人々のムードはしっかり伝わってくる。動きを施したLED作品にも注目してみて。
期間:開催中〜9月23日(月・祝)
場所:東京オペラシティ アートギャラリー
▶︎http://www.operacity.jp/ag/exh223/
2019年は、総合芸術学校バウハウスの創立から100年目。アート、インテリア、建築など、多様な領域を横断する学校教育は、モダンアートやデザインの大きな潮流を生み出した。それは、今なお世界各地に強い影響を与えている。中原慎一郎を企画協力に迎え、バウハウス出身の作家による照明器具や写真作品とともに、バウハウスと無印良品の製品を展示する。バウハウスがこの1世紀で与えてくれたものを未来につなげる試みだ。
期間:>> 開催中〜9月23日(月・祝)
場所:ATELIER MUJI GINZA Gallery2
▶︎https://www.muji.com/jp/ateliermuji/exhibition/g2_190429/
1970年代後半から90年代にかけて、爆発的な人気を博した「オサムグッズ」の生みの親、原田治。50〜60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けた、簡素なラインのキャラクターたちは、日本の「かわいい」文化の原点と言えるかも。キャラのキュートさやポップな色使いは今なお新鮮。1970年代『アンアン』の仕事をはじめ、広告・出版・グッズなど多分野にわたる作品から、可愛さの秘密に迫る。
期間:開催中〜9月23日(月・祝)
場所: 世田谷文学館
▶︎https://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html
アートと建築の編集者。今回は、アートのお隣にあるジャンルの展覧会をセレクトしてみました。