3月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
🎨CULTURE
核兵器を生み出した物理学者の視点で綴られる、代償と贖罪の物語『オッペンハイマー』
3月のG’s FILM REVIEW
『オッペンハイマー』
ノンフィクション『「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』をベースに、クリストファー・ノーランが映画化。第二次世界大戦中の任務で、人類の存在が危ぶまれる核兵器を生み出した物理学者オッペンハイマーの視点で綴られる、代償と贖罪の物語。原爆による被害を直接描写することも代弁することもなく、オッペンハイマーのジレンマと罪悪感にフォーカスする本作は、誰もが加害者になり得る社会で、道徳や倫理をめぐる答えのない思考体験をもたらす。
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Recommender_小川知子
ライター。『オッペンハイマー』は、原子力委員会議長のルイス・ストローズ役だったロバート・ダウニー・Jrのたぬき親父な演技に痺れました。