2024年11月21日(木)から11月24日(日)まで、「ドイツ文化会館」で“衣・食・住・音・美”に焦点を当てた総合芸術フェスティバル『住力-生きるための祭り-』が開催される。
コムアイ、ermhoiのライブも!総合芸術フェスティバル
シルクスクリーンワークショップ、展示など、“生きる力”を表現する盛りだくさんな4日間
建築集団「SAMPO INC.」と、音楽レーベル「ブラック スモーカー レコード」「ゲーテ・インスティトゥート東京」。この三者のコラボレーションによって、実現した総合芸術フェスティバル『住力-生きるための祭り-』。期間中、“衣・食・住・音・美”のそれぞれの領域を極めた“生きる力”を持つアーティストが集結する。展示やライブパフォーマンス、ワークショップ、食体験など、さまざまな表現が混ざり合う4日間がはじまる。
“生きる力”に焦点を当てた理由には、「災害文化」という考え方が背景になっているのだそう。“いつ起こるかもしれない有事に対して、起きてからではなく、対応できる力を日常的に積み重ねることはできないか”。そんな今回のテーマのもとに、今ここにあるもので必要なものを作り出すパワーを象徴しているのが、廃材や古物から作られた空間楽器「Hus(ヒュス)」だ。音を響かせ祭りを起こすものとして、会場中央に設置される。
この「Hus」の内部には、360°全方位に音の鳴る素材が取り付けられ、 唯一無二の空間でパーカッショニストの演奏や気鋭のアーティストによるセッションが体験できる。
なにが起きても動じずに、対応できる力こそ、現代を生き抜くためにには必要なのかもしれない。慌ただしい日々を過ごしていると、いつからか意識しなくなってしまった衣・食・住。そんな“住力”を通して、芸術に触れるこの機会。多彩なアーティストたちはどんな表現を繰り広げるのか。
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【住力-生きるための祭り-】
日時_2024年11月21日(木)16:00〜21:00、22日(金)12:00〜20:00、23日(土)・24日(日)13:00〜21:00
場所_ドイツ文化会館
住所_東京都港区赤坂7-5-56
Text_Nico Araki