しんしんと冷え込む季節、まずは耳から温まっては? 心までポカポカにするプレイリストです。
NENE 『NENE』Shame『Songs of Praise』etc. 冬越しのパートナーミュージック3選

NENE
『NENE』
Mary Joy Recordings
ゆるふわギャングのSophieeが別名義でソロアルバムを発表。「東京の中のオアシス」をイメージした今作は、本家のビートメーカーAutomaticとOHLDのEstraがプロデュースし、ポジティブなバイブスに包まれた。ラッパーRyugo Ishida、5lack、Saluをフィーチャーした曲も要マーク。ほか「稼ぐ女」ではインディロックバンドChromaticsの「Kill For Love」を大胆にサンプリングした。
Shame
『Songs of Praise』
Dead Oceans / Hostess
盛り上がりをみせている、サウス・ロンドンのブリクストン。そのロックシーンを牽引する5人組、シェイムのデビューアルバムが到着。ザ・フォール、テレヴィジョン、ワイヤーなどから影響を受けたニュー・ウェーヴ/ポスト・パンクな音で彼らの初期衝動が刻み込まれた。デビュー前にもかかわらずグラストンベリーフェスティヴァルへの出演を果たし、熱い視線が注がれているライヴバンドの誕生を見逃さないで。
DAOKO
『THANK YOU BLUE』
TOY’S FACTORY
1stシングル「ShibuyaK」から、岡村靖幸がプロデュースし、ヴォーカルを共にした「ステップアップLOVE」までのシングル曲を収録した2ndアルバム。ほかにもD.A.N.、サカナクションの江島啓一、Tempalayなどとコラボレーションした曲もあり、彼らの個性と寄り沿うことによりDAOKOの新たな可能性が浮き彫りに。弾けるエレクトロニックから、ダークでメロウなナンバー、ローファイなロックまで幅広い。
Text: Ayana Takeuchi Edit: Shun Sato, Akira Takamiya