2013年にロッシーニ歌劇場管弦楽団とともにバチカンからスタートした東日本大震災音楽復興支援コンサート「第7回バチカンより日本へ祈りのレクイエム 日本公演2019」が2019年3月5日(火)にサントリーホールにて開演する。特別ゲストとして池田理代子さんが参加し、ロッシーニ没後150周年を記念して遺作「荘厳ミサ曲」の演奏により鎮魂と復興への祈りを捧げる。
池田理代子さんがゲスト参加。震災復興支援コンサート バチカンより日本へ祈りのレクイエムが開演
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音楽で鎮魂と世界平和への祈りを発信
全世界で開催され、今年で7年目を迎える「バチカンより日本へ祈りのレクイエム」は3度目の来日となる。ロッシーニ歌劇場管弦楽団は、イタリア三大オペラフェスティバルであるロッシーニ・フェスティバル専属のオーケストラで、世界的指揮者ズビン・メータや三大テノールのホセ・カレーラスとの共演などでも注目され、今回はソリストを含む49名が来日する。
ソリストとして参加するのは、活躍中のイタリア人歌手2名ほか、プロジェクト発案者で本公演総合プロデューサーのテノール歌手、榛葉昌寛、バリトン歌手、村田孝高、特別ゲストとして“ベルサイユのばら”原作者で劇画家、声楽家としても世界を飛び回るソプラノ、池田理代子。
東京公演ではヒルズロードコーラスを中心とした合唱団130名と共にロッシーニの遺作「荘厳ミサ曲」大オーケストラ版を演奏。バチカン政府を代表して、聖パオロ大聖堂名誉大司教のフランチェスコ・モンテリーズィ枢機卿がコンサートを含めた全日程に同行し、福島県相馬市から、被災地への勇気と希望を発信すると共に世界の平和を祈り、今も苦難に立ち向かう人々を音楽で応援する。
※2018年3月ファーノ市フォルトゥーナ歌劇場公演時に撮影。
ロッシーニ没後150年記念 東日本大震災音楽復興支援コンサート
「第7回バチカンより日本へ祈りのレクイエム 日本公演2019」
【1部オーケストラ×オペラ 2部オーケストラ×合唱団】
●開催日時: 2019年3月5日(火) 開場17:45 /開演18:30
●会場: サントリーホール 大ホール(東京都港区赤坂1-13-1)
●入場料: SS席 15,000円/S席 12,000円/A席 8,000円/B席 6,000円(全席指定・税込)
*未就学児童は入場不可。
●出演者: ダニエーレ・アジマン(指揮)、ロッシーニ歌劇場管弦楽団、榛葉昌寛(テノール)、サンドラ・ブオングラーツィオ(メゾ・ソプラノ)、羽山弘子(ソプラノ)、村田孝高(バリトン)、リッカルド・ガット(テノール)、ヒルズ・ロード・コーラス/池田理代子とばらのミューズたち(合唱)、※合唱指導: 大貫浩史
●特別ゲスト: 池田理代子(ソプラノ)
●曲名: ロッシーニ作曲「荘厳ミサ曲」全曲/ロッシーニ作曲 オペラ「ウィリアム・テル」序曲/ヴィヴァルディ作曲 “ニシ・ドミヌス”/マルツィ作曲“日本を元気に!ナポリの思い出”
●チケット取扱い: サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10~18:00)/チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:139-685)※セブン-イレブン、チケットぴあ店頭でも直接購入可能
【1部・2部 オーケストラ・オペラ】
3月6日 三鷹市公会堂光のホール 18:00開場/18:30開演
3月7日 掛川市生涯学習センター大ホール 18:00開場/18:30開演
【音楽復興支援コンサート活動】
3月9日 相馬市民会館 18:00開場/18:30開演
3月10日 元寺小路教会“仙台教区カテドラル(仙台市青葉区本町1-2-12)にて枢機卿による東日本大震災の鎮魂と復興祈念のミサ 9:30~11:00
3月10日 仙台白百合学園 レジナパーチスホール 14:30開場/15:00開演
3月11日 相馬市東日本大震災合同慰霊祭にて献奏 ※時間未定
≪公式HP≫ http://www.inorinorequiem.sakura.ne.jp/
Text&Edit: Hiroko Chihara