洋服や小物たちがスタンバイOKで出番をそっと待つクローゼットの中にはすてきな小宇宙が広がっています。おしゃれな人たちのクローゼットには好きなテイストや色、スタイル、参考にしてみたくなるようなヒントがいっぱい!
👗FASHION
Harikaeデザイナー・橋本千子さん、あえてオフィスに構えた第二のワードローブ
![Harikaeデザイナー・橋本千子さん、あえてオフィスに構えた第二のワードローブ](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Ff7d52fdb55a2e7208a06e27a70654a7a.jpg&w=3840&q=75)
橋本千子
Harikaeデザイナー
上段にはアクセサリーなど細々したものをボックスにしまって。「普段そんなにつけないのでお出かけ用ですね」。奥のカラフルなケーキや紙のお花はお嬢さんの作品。
窓から桜の木をのぞむ静かなオフィス。中央に置かれた可動式のキャビネットが、すぐ近くに自宅を構える橋本さんの第二のワードローブだ。「仕事をしてそのまま子どものお迎えに行って、ここでごはんを作って食べることもあるんです。あとは急な打ち合わせとか、外出用の服がここに置いてあると便利なので」
女性たちの生活を見つめたコンテンポラリーな服。仕事と暮らしをつなぐキャビネットもまた、ブランドらしさを象徴する。「自分で描いた絵をプリントしたシャツや旅先で買ったアート本。インスピレーションをくれるものが少しずつ、とりとめもなく入ってます」
〈エルメス〉のカードは「巻き方のイラストが可愛い」ので残してある。小さなビーズの目がついてたりして、どこか愛らしいアクセサリー。「服も小物も手仕事に惹かれます」
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![橋本 千子](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2F33ec3e6bd5ed83660a274b32b715cd1c.jpg&w=3840&q=75)
橋本 千子
大学ではテキスタイルを専攻。卒業後にファッションを学び、〈サカイ〉で13年経験を積んだ。2016年に〈ハリカエ〉を始動。
harikae-co.com
Photo: Reiko Touyama Text: Aiko Ishii