洋服や小物たちがスタンバイOKで出番をそっと待つクローゼットの中にはすてきな小宇宙が広がっています。おしゃれな人たちのクローゼットには好きなテイストや色、スタイル、参考にしてみたくなるようなヒントがいっぱい!
「どこに何があるかがひと目でわかる」スタイリスト・小川さんのクローゼット
小川夢乃
スタイリスト
柱で分けて左が小川さんのスペース。右はスタイリストのご主人と子どもたちのもの。ラックの高さを変えてあるので、奥にある服も一度に見渡すことができる。毎朝この前に立って、何を着るか頭の中でコーディネートを組み立てるそう。
小川さんのクローゼットは仕事のコーディネートルームと一緒。「どこに何があるかがひと目でわかる」よう、アイテムごとに分類して片付けている。前面にはジャケットやボトム、奥には丈の長いものを。押し入れを改造した立体収納を効率的に活用している。
「毎シーズン、服が増えていってしまうので、コーディネートが思い浮かぶかどうかで見直して処分。でもワンピース多いですね(笑)。いつもカラーや柄で服を選ぶんですが、バリエーションが一番そろうのがワンピースだからたくさんあるのかも。Tシャツやゴツめのアクセサリーと合わせた、抜けのある着こなしが私らしいかな」
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小川 夢乃
杉野服飾大学を卒業。ニットメーカーでデザイナーとして勤務後、椎名直子氏のアシスタントに。2012年独立。二児のママ。
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Photo: Reiko Touyama Text: Aiko Ishii