洋服や小物たちがスタンバイOKで出番をそっと待つクローゼットの中にはすてきな小宇宙が広がっています。おしゃれな人たちのクローゼットには好きなテイストや色、スタイル、参考にしてみたくなるようなヒントがいっぱい！
👗FASHION
自分に似合うものだけ持つから、入れ替えも。スタイリスト・木村舞子さんのワードローブ
木村舞子
スタイリスト
靴のスタンダードがこちら。〈メゾン マルジェラ〉のタビブーツとヒールに、ローファーは〈グッチ〉と〈キツネ〉。
綺麗に整頓されたベーシックカラーの服や靴たち。実は、かけてあるもののうち私物が占めるのは半分以下。「ほかは女優さんにスタイリングする衣装用にストックしてあるものなんです」と木村さん。
「着古したり、もう気持ちが戻ってこないなと思うものは処分してます」。とっておけばと後悔することもほぼないと言うから流石だ。「最近は買うものも気に入ったものだけ、よく考えて選ぶようになりました。カジュアル過ぎると似合わないので、少しデザインのあるトップにボトムは基本デニム。小物もいつも定番ですね（笑）」
バッグはすべて黒! 「レザーは色落ちするので、長く使うことを考えると結果ブラックが多くなってしまって。普段は〈サイモン ミラー〉の筒型と〈JW アンダーソン〉のショルダーバッグ。それ以外は袋や箱に入れてしまってあります」
右側奥半分が仕事用。手前が木村さんの私服。デニムはラックに取り付けられるケースに三ツ折りでしまい、ひと目でわかるように。「腰周りのフィット感がちょうどいいので〈リダン〉と〈リーバイス®〉501のデニムを愛用。あと〈ケイト〉のパリッとした質感がお気に入りです」
ウォークインクローゼットの中にサブで可動ラックを置いているので、出し入れや移動も簡単。最近着用した服や、衣装で使うものなどをかけておく。手前は〈コス〉で見つけたオールインワン。あえて共布ベルトは外してマニッシュなシルエットで着こなしている。
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木村 舞子
百々千晴氏に師事。独立後は雑誌や女優のスタイリングを手がける。12月に転居、夏はバルコニーでBBQを計画中。
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Photo: Reiko Touyama Text: Aiko Ishii
