2020-21年秋冬メンズコレクションやメンズラインから、 女性がシェアできるユニセックスなムード満点のおすすめをチョイス。 想像以上のバリエーションに、物欲が止まらない!#メンズ小物カタログ
〈コム デ ギャルソン・オム〉の大トート、〈アミ アレクサンドル マテュッシ〉のマフラー etc. メンズ小物カタログ vol.3


仕立ての美しいテーラードラペル
こちら英国の名門ムーン社のガンクラブチェックのほか伝統素材のバリエも豊富に、多種多様のアタッチメントカラーをリリース。襟のないニットやコートに重ねたり、和服の半襟のようにVネックの内側から細く見せるアイデアも。¥29,900(タカヒロミヤシタザソロイスト. | タカヒロミヤシタザソロイスト.アオヤマ)

襟元にも飾ってみたいクリップ式
靴やバッグやベルトなどにジャラジャラあしらって人気のウエスタンメタルパーツを、単体でスカーフリングに。背面にセットされたクリップ状の輪にバンダナやスカーフを通して使う。デザイン替えしつつ数シーズン展開中で蒐集欲も刺激される。3×7.5cm 各¥9,000(トーガ ビリリース | トーガ 原宿店)

思い切ったデフォルメがおしゃれ
巨大または極小にサイズシフトした今季のコレクション。こちらは、パンパンにふくらんだ綿入りネックアクセサリー。ひと結びが限界だけど、いつものコーデが即、新鮮に変身。ランウェイではふとんのようにボリュームある白コートに合わせて。パデッドスカーフ 170×20cm ¥24,000(JW アンダーソン | 三喜商事)

もはや女子にも定番のキャップ
NY発のブランドから届いたオーソドックスな5パネルキャップ。英国製コットンコーデュロイはベルベットのような感触と発色の美しさが魅力で、2タックパンツやショーツにも使用されているファブリック。刺繡の筆記体や配色もいい感じ。レザーベルトのアジャスト付き。各¥7,000(ノア | ノア クラブハウス)

カウボーイ気取りのマスク
環境への配慮とスタイルの共存を掲げるサンフランシスコのメンズカジュアルブランド。いまや必須アイテムのマスクを、バンダナのアップサイクルで作成。上辺にワイヤー入りで鼻に合わせられ、裾がオープンなので息苦しさも少ない。医療用ではないけれど飛沫を避けるために常備したい。€30(フィップス)

ボリュームチェーンが旬の顔
象徴的な三日月のシルエットがうっすらレリーフになったミニバッグは、底面にあるスリットからチェーンの端に付いたキーリングを引き出せるケース。ごつめのチェーンは、ちょうどペンダントのように下げられる長さ。キーケースネックレス H7×W10×D3cm ¥36,400(マリーン・セル | エムエイティティ)

頼れる厚地キャンバスの大トート
底面が広く、物をザクザク入れても大丈夫との安心感あるコットンキャンバスのトートバッグ。黒レザーの持ち手や、銅のリベットといったディテールに男前なニュアンスがキラリ。共布のワンストラップは斜めがけができる長さ。H35×W50×D30cm ¥45,000(コム デ ギャルソン・オム | コム デ ギャルソン)

両端のポンポンもかわいい
マフラーの中で唯一ランウェイに登場したのは、コットンのパキッとした赤×白がキャラ濃いめの1点。ぐるぐる巻いても長く垂らしても、コーディネートに添えれば、たちまち〈アミ〉らしい遊び心の利いたフレンチカジュアルに。マフラー 10×180cm ¥29,000(アミ アレクサンドル マテュッシ | アミ オモテサンドウ)

本格派の革とクラフト感がマッチ
イギリス産業革命時代のワークウェアにルーツを据える英国ブランドで見つけたのは、花模様のベルト。老舗タンナーであるベイカー社のオークバークレザーに、デザイナーのウィリアム・クロールが自らペイント。真鍮バックルもオリジナルの味わいで、コートの上などにつけて自慢したい。¥36,000(テンダー | スクール)
Photo: Kaori Ouchi Styling: Setsuko Morigami Text&Edit: GINZA